昨日は久しぶりに母校の小学校へ。

目的は、11月の小学校駅伝大会へ向けての『走る為の身体づくり』!!

元々学校の先生からの依頼で、『走る練習の前後のストレッチを教えてください』とのご要望でした。

 

昨日早速、子供たちの走っている姿を少しだけ観察していると、

・ドスドス足音を立てて走っている子

・肩が上がって無駄な力が入っちゃっている子

・猫背ぎみで走っている子などなど

みんな個性豊かな走り方でした。

子供たちは、真剣に走る練習を頑張っていて逆に刺激をもらえました。

 

短距離、長距離関係なく【走る】上で大切なこと、それは、

・体力をつけること

・走り方を変えること

・足の着き方を意識して変えること

 

ではなく、その前に

 

もっと大切なことは

 

【効率よく前へ進める身体になっておくこと・楽ちんに走れる身体】ことが最優先大切になってきます。

何といっても、ここが子供たちには一番足りてないところ!!

 

頑張って走る練習をすれば、体力もついてきて長く、そして、速く走れるようになる。

でも癖のある走り方をしていると、身体のどこかしらに痛みや不調が出てくる。

この痛みや不調は、偶然ではなく必然で起こってくる。

 

つまり、走る上での身体の使い方次第で、自分の身体の一部分に相当な

負担をかけている。

負担がかかっている場所は、痛みとして出てくる。

痛いから自分の能力を最大限発揮できない。

 

発揮できなければ成績も伸びていかない。

モチベーションを保つのも難しくなる。

こんなことが起こってきますよね。

まさに負のスパイラル。

 

子供たちに身体のどこかしらに痛みがあるかを聞いたところ、腰や膝、股関節、踵などの不調を抱えながら

練習している子が大半。

これでは、伸びるものも伸びていかない。

 

だとすれば、やはり、そうなる前に【障害を予防できる身体になっておく】ことがものすごく大事。

でないと、一旦よくなっても、また同じところ、又は違うところを痛める可能性があるから。

 

子供たちと先生方には、身体を上手に使えるようになると走る上でどうなるのか!?をご理解いただき

簡単な体幹トレを行いました。

 

ストレッチが不要ではなく

 

その前にやるべきことがある!!

痛みの改善と競技能力向上はリンクしてくる。

そこを気づいていただけたのがよかったかなと。

あと一か月、子供たちの変化が楽しみですね!