まず赤ちゃんの『お座りは自力でできるようになること』がとても大切です。
お座りを自力で出来るようになる前に、何かに固定させて座る習慣をつけてしまうと体の発達を邪魔してしまいます。
自らの体を真っすぐに保ち、そこから方向を変えて動くという発達を阻害してしまうのです。


何かに固定されて座らされている赤ちゃんは、
・肩を持ち上げて(肩をすくめて)、首を短くして頭を支えるようになります。
→そうすると手や腕を使いにくくなります。これは手先が不器用になる所以です。ピアノの指先の滑らかさや野球のピッチャーの指先の感覚などが阻害されてしまいます。

何かに固定されて座らされている赤ちゃんは、
・左右のお尻に体重を移動することが出来なくなります。
→そうすると左右への重心移動が苦手になり股関節を色々な方向に動かすことができなくなります。
→そうすると、走る時に、股関節の動きが滑らかに出ないため、陸上選手のような走る競技でストライド(歩幅)が伸びていかないのです。
→重心の移動がスムーズにいかないから、水泳でスムーズに前に進むことが難しくなります。

このように赤ちゃんの時の環境はスポーツ動作や私たち大人の姿勢にも直結していくのです!

ということでコアムーブで子供たちに行っていることは、ベースとして赤ちゃんの動きを応用したトレーニングをみっちり取り入れています。
運動能力向上の前にヒトとしてしっかりとした体の発達と機能を促すためです。
幼児や小学生では、この発達を基礎として、『走る・投げる・跳ぶ・身のこなし』などの様々な運動経験を積んでいます。

小学校高学年・中高生の成長期の時期は特に、ケガの予防や競技力向上に
とても
とても
とても
大切になります。

お子様の未来は、今この瞬間から始まっているのです。